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「俺が誰のことも大事にできないのは、
俺が俺のことを一度も
大事にしたことがないから。」

恋人との別れを機に、自暴自棄になった穂輔。
灰色の世界、逃げるように目を背けたものは
一体なんだったのだろう。
(完結)




「この人といると安心するんだと、気付いた。
そのままでいいよって、
言われてないのに伝わってくる気がする。」

どこにも居場所のない毎日を送っていた龍彦。
逃げ延びた先で、ある一人の青年と出会い、
彼の世界は少しずつ変わっていく。
(不定期連載中)

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