サイト移転に伴い、今まで仮名として付けていたタイトル「両想いになるまで」を「恋のボヤージュ」として改めました。また、旧サイトでは全17章の構成にしていましたが一部の章タイトルを改変し、全10章の構成に変えてみました。
以前よりは幾分か読み易くしたつもりでいますが、もしそうではなかったら申し訳ありません。サイトの構成で読みにくい、分かりづらい点がもしありましたら、ご指摘いただければと思います。
当時は文字数を気にしていなかったのですが、移転に伴うコピペ作業中ふと気になり総文字数を確認してみました。結果、107000文字くらいでした!おおぉ…すごい。大作だこりゃ。
コピペしながら、かいつまんで読み返しました。拙さや粗さがすごいですが、やっぱり自分の二次創作のお話の中で、これが一番大切で大好きかもしれないと思いました。
「金曜日は不貞寝」は、このお話から始まりました。
当時は右も左も分からず、その時一番メジャーだった(と思われる)fc2さんでこのお話をネットに公開していました。誰かが気づいてくれているのか、読んでもらえているのかも分からないままでした。
何もわからない、誰とも繋がっていない状態で、それでも10万字のお話を完成まで持っていった当時の情熱が、お話を読み返していると鮮明に甦ります。
サンウソが、私は本当に大好きです。
ある日雷に打たれたように「サンウソ」に目覚め、その日からは好きの気持ちだけで一人唐突に泣いたりしていました。(勤務中とか就寝前とか一日に何度も不意に泣いていた)
それまではゾロサンが好きだったし、ゾロサンのギャグ漫画とか短いお話とかも書いてました。摂取する時だってサンジ受けを好んで読んでいたんですよ…本当に。今振り返ると不思議だけど、私は確かにサンジ受けが好きだったんです。そして最推しがウソップだった。
本当にサンウソは、私の「雷」でした。公式からの供給とか知人からの影響とかじゃなくて、急に心の内側に、ゴロゴロピッシャーンと落雷があったような感覚でした。
原作はあいにくW7までしか読んでいなくて、その先の二人や二年後の一味のことを私はあまり知りません。狭い視野と知識で、とことんその枠の中で穴を掘り続けてきました。これからも多分ノロノロと、本当にゆっくりなペースで、でもたまにこの穴を掘り続けるんだろうなと思います。
19歳と17歳の二人が好きです。永遠に大好きです。少年と青年の間で、青さと苦さと眩しさをないまぜにして、不揃いなリズムに戸惑ったりキレたり泣いたりしながら、肩を組んで笑い合っていてほしいと願います。
他ジャンルでオフ本の作り方を一通り学んだので、10年越しの今、このお話を本にするのアリかもな!と一人ワクワクしてます。もし本にしたら絶対、自分の中の「かけがえのないたった一つの愛すべき一冊」になるだろうな。サイト移転終わったら真剣に考えてみようかな…。
章タイトルの一部を改変しながら、当時の自分のセンスにちょっと妬きました笑 「横恋慕に降る星」とか「恋とごめんと偉大な日」とか「太陽の絵の具」とか、良い名前を付けるじゃないか。やるな〜10年前の自分。
何年経っても「いいじゃん」と思えるものを作れたことが本当に嬉しいし、情熱の先にずっと居てくれたサンウソの二人に心からありがとうを贈りたいです。
ありがとう、大好きです。あなた達のことが本当に大好き。
私の中の公式データが更新されることは多分これから先もないですが、その分、煮詰めに煮詰めた19歳&17歳の二人を、これからもスローペースで、時折で良いから書き続けたいなぁと思います。未完の「恋は再び」も、今年中に最後まで書き上げたい!そして、何年もずっと読み返したい!!
サンウソに対しての感想を、当時のTwitterや旧サイト(ナノです)で何度もいただきました。ビックリするくらい、きっと大切に読んでもらえていたんじゃないかと思います。
感想を送ってくださった方、大切に読んでくださった方、心から感謝しています。本当にありがとうございました。たくさんの感動と喜びと勇気をもらってきました。絶対、これから先もずっとずっと忘れません。
「金曜日は不貞寝」の原点であり、支柱であり、永遠の一等星です。
サンウソありがとう。あなた達のことがずっとずっと大好き。