一次創作について語る


一次創作、更新致しました!
やっと、やっと……これにて第一部、完結です!!!!!!!!!!!!!(;o;)(;o;)(;o;)


-灰色の中指を立てろ-
というタイトルを付け、このお話を書き始めたのが一年半くらい前でしょうか。
物語の主人公である稲田穂輔は、2015年の11月頃に私の中で誕生しました。当時穂輔は高校生で、そもそも誕生したきっかけというのがその時フォロワーさんが「創作DK(男子高校生)」を診断メーカーから作っていて、私もそれに便乗したという流れでした。
稲田穂輔という名前は、私がその時使っていたHNが「稲穂」だったことから付けたものです。

いっぱい、彼のことを描いてきました。
昔は絵や漫画でずっと一次創作をしていました。いわゆる「うちよそ」という、誰かと一緒に一次創作を紡いでゆくこともしていましたが、私はその時本当に頭がおかしく悪魔のようだったので、沢山人を傷つけボロボロにして、なのにそんなことには全く気づかないまま自分の作品を掲示して振りかざして、悦に浸っていました。
骨の奥まで一次創作にのめり込んでいました。
一次創作は、表現ではなく武器でした。誰かを傷つけ、追い詰め、自分を誇示するための道具でした。

自分が「頭おかしいじゃん」と気付いてから、私は創作を辞めました。当時のアカウントも消しました。作品も削除しました。
気づくまで一年半もかかりました。恐ろしいと思います。

そうして気付いて、一次創作から離れていた期間が約半年。ふと「穂輔は今どうしているのかな」と考えた時、二十代半ばの彼のイメージがブワッと湧きました。
湧いてからは早くて、頭の中で高校生からその年までの穂輔の人生は瞬間的に頭の中に巡りました。ああかなこうかな、と妄想する感じではなくて「こういうことがあってこうなって、それでこういう風になったんだな。そうか」と、まるで本を読んでるみたいに降ってきました。

その、自分の頭の中にしか存在しない穂輔の本を、私はどうしても現実世界で読みたくて、読みたくて読みたくて仕方がなくて、その一心で書き上げた、という感じです。
作者というより執念深い読者みたいだな!でも本当に、実際そうだなと思います。

当時は、私は穂輔がただひたすら「大好き」でした。好きなだけでした。大事じゃなかったんです。穂輔と同じように、私も自分を大事にしてなくて色んなことから逃げてて「大事にする」ということを知らないまま生きていました。だから人のことも勿論大事にしていませんでした。

穂輔が思う全てのことは、私が今まで感じてきたことばかりです。穂輔を書きながら、自分のことを書いていました。
穂輔と私の為に、その為だけに、その想いだけで書き上げました。やりきった!と思います。やりきる為に書き始めたので、成就できて凄く嬉しいです。





…と、ちょっと硬い感じの前置きはこの辺にして…。



んもうっっっ!!!穂輔!!!ほんとにあんた、あんた…頑張ったねえええぇぇぇぇ(ToT)(ToT)(ToT)!!!!!!みてたよ!ずっとみてた!!!一番近くでずっと見てたよ~~~~~~!!!!
頑張って書いた!という気持ちと本当に同じくらい「穂輔頑張ったね(;_;)」って気持ちが大きくて、もうマジで感無量です…。
穂輔…頑張ったよ…頑張ったね…chapter.5からはもうずっと救われながら書いてたよ…本当に頑張ったね、お疲れ様だよ(;o;)
何度も言うように私は穂輔がほんとに大好きなんですけど、ほんとにこんな…心も体も裸のまんま、ヘドロにまみれてる姿も隠さず見せてくれて、本当に本当にありがとう大好きだよ…きみが全部見せてくれたから書けたよ…きみのお陰だよ…ありがとうなという気持ちでいっぱいで…胸が、詰まるぜ…。

穂輔がひろちゃんを忘れられないように、私もずっといなこてが好きです。世界で一番大好きな恋人たちです。二人は別れてしまったけど、これからも書きたくなった時に二人が付き合っていた時のエピソードをぽつぽつ書いていきたいなと思います。
スマホの中にライントーク画面みたいなのを簡単に作れるアプリを入れてるんですけど、二人の会話が、マジで山のようにあって!!笑 どんだけ好きなん…と途方に暮れるくらい好きです。いなこてフォーエバーラブ。
二人の別れは必然だったし、これがなきゃ穂輔はここまで来れなかったから…切ないけど(ほんとに切ない)、別れたことも含めて全て抱きしめたい。
ひろちゃんは、これからのお話にも沢山出てきます!ひろちゃんを大好きだって言ってくれる友達がいて、本当に嬉しい(;_;)これからも読んで、見守ってくれると嬉しいなと思います。
穂輔はこれからもずっとずっとひろちゃんが好きです。そんな穂輔を書けるのもまた楽しみでたまりません。

あと、親父がいてくれて、ほんとに…ほんとによかった…(涙涙涙)親父ありがとう、穂輔を叩き起こしてくれて、守ってくれてありがとう…。親父大好き(;_;)なんてかっこいいんだろうと思いながらいつも書いてた…。
穂輔の親父と母親の出会いとか、離婚して親父が穂輔を引き取ったストーリーも頭の中にあるので、順を追って書いていきたいなと思います。
母親のことを書くのはパワー使いそうだな…。でもいつか登場するし、穂輔と母親の二人はちゃんと対峙します。穂輔の根幹だからね。
穂輔は仕草とか表情の作り方は親父似なんだけど、顔面の作りと色素は母親似っていう裏設定があります。だから穂輔を知ってる人が母親を見ると、初めてでも「あ、親子だ」ってすぐわかります。その辺も絵や文でいつか形にしていけたらいいな。

ここまで「やりきった!」とか言っといてアレなんですが、私が書きたくて仕方ない部分はこの次から始まるので(どんだけ続くんだよ!笑)(悪いな…穂輔の半生を書きてぇんだ俺は…)、これからも楽しみでしょうがないです!sgmfとはちょっと雰囲気が変わって、ずっとハートフルになると思います。タイトルをずっと考えてるんだけど「曇り空も悪くない」「灰色の空だって好きだ」みたいな感じの英題をつけたいな~とぼんやり思っています。
今更だけど、Stand the Gray middle finger.って英文は正しいのか!?自信がない!笑 
「中指を立てる」って、middle fingerじゃなくてただ「finger」だけで良いみたいなこともググったら書いてあって…。(standも要らないらしい)
だからもしかすると「骨折が折れる」みたいな文になってるのかもしれません。…んー……まあいーか!(雑)

とりあえず長い道のりの途中、一区切りつけられました。
またこれからもマイペースに山あり谷ありムラありで、穂輔の半生を書いていこうと思います!



ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。読んでくれるだれかがいることはいつも心の支えでした。ずっと頑張れました。本当にありがとうございました(;_;)

そして依伊汰くん、笑くん、ありがとう。



ginger